フィリピン 国内新規コロナ19感染者の増加鈍化か‥1か月ぶりに1日2,000人を下回る
2020.09.06
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フィリピンで新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ19)の急増が鈍化する傾向を見せ、1ヶ月ぶりに一日新規確定者が2,000人を下回ったと報じられた。
9月4日、複数の現地マスコミによると、コロナ19に新たに感染した人が1987人と報告され、累積確定者は22万8403人に増えた。新規確定者数が2,000人を切ったのは7月29日以来。
フィリピンでは、経済回復促進のため首都圏のメトロマニラなどの防疫警戒を準封鎖令（MECQ）から一般社会的隔離（GCQ）に緩和した6月1日前後に新規確定者が急増、一時は1日7,000人に迫りフィリピン国内の医療崩壊が懸念された。
フィリピン当局はこれを受け、8月4日から15日間、マニラや周辺地域にMECQを再び発令し、その後もGCQを厳しく適用し、社会的距離を置くことをフィリピン国民に促した。
そのため、新規確定者は8月31日に4,000人を割り込み、９月1日に3,483人、翌日の2日には2,218人と、次第に減少傾向を見せている。フィリピン当局の発表によると、GCQは今月末まで続けられる。
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